CROSS TALK03 クロストーク技術編

CROSSTALK 03技術

感動できる
付加価値を、
技術部から発信したい。

FA機器(ファクトリー・オートメーション)の専門商社の中で、社内に技術部があるのは数える程。サンセイテクノスは、早くから技術部門を開設し、お客様の多様なご要望にお応えすると共に様々な付加価値をつくり出し、会社の評価向上に貢献してきました。当社の中でも高度な専門知識が必要とされる技術部の最前線で働く若手社員3人に、仕事に対する熱い思いを語ってもらいました。

TALK MEMBER

S.K.

技術部
2019年入社|技術職|工学部電子情報通信工学科卒

技術部
2019年入社|技術職|工学部電子情報通信工学科卒

S.K.

研究室ではZnOナノ粒子について研究。大学時代は塾講師のアルバイトに励む傍ら、友人と釣りをはじめ、海釣りに熱中。現在も継続している趣味となり、週末は大物を狙いに行っている。

Y.R.

技術部
2020年入社|技術職|工学部電気電子システム工学科卒

技術部
2020年入社|技術職|工学部電気電子システム工学科卒

Y.R.

研究室ではプラズマが植物に与える影響について研究。大学時代は体育会ワンダーフォーゲル部で仲間と一緒に山に登ったりキャンプをしていた。現在は、友人とボイスチャットを繋いでゲームをすることが気分転換になっている。

T.M.

技術部
2022年入社|技術職|工学部電気電子システム工学科卒

技術部
2022年入社|技術職|工学部電気電子システム工学科卒

T.M.

研究室では多項式行列を用いた線形制御系の解析・設計について研究。大学時代は飲食店のアルバイトに励んでいた。現在は、友人と飲みに行ったり、料理をすることでリフレッシュをしている。

THEME 01 & 02

THEME 01 / 06

サンセイテクノスを 選んだ理由は?

T.M.さん

会社説明会に出席した時に、実際にどんな仕事をしているのか聞かせてもらったんです。その時にハードな製品の設計だけではなくて、FAを管理するシステム開発も行っているということを聞いて、「ソフトもハードもどちらもできるのはいいな」と思って、決めました。
あと、同じ大学出身の先輩達が多く働いていることも知り、安心して飛び込むことができました

Y.R.さん

私も会社訪問の際に、技術職の方、数名に会わせていただいて仕事の内容をお聞きすることができました。それで入社後のイメージがついたのが大きな理由の一つ。それから、社内のエレベーターで社員の方が「今日、面接?」と声をかけてくださったんです。そんな風にフランクに話しかけてくださる会社はサンセイだけだったので、嬉しかったです。去り際に、「頑張ってね」と言っていただいて。大学の説明会で初めて当社のことを知って訪問したんですが、「この会社、何か違うな」と思いました。

S.K.さん

大学は理系の学部ですが、営業にも興味がありました。学んだことを活かして、人と関わる仕事に就きたい。技術の知識を使って、お客様とコミュニケーションを取りながら提案したい。そんな風に考えていました。その中で、「技術営業」という、専門知識を活かしながらお客様に営業活動をする職種があることを知って、当社にもその職種があることがわかりました。「ここだ!」と思って‥。面接を受ける中で、人事部の方から技術営業職を目指しているのなら、まず技術職でキャリアを積んでからにしたらどうでしょう、と提案されて現在に至ります。

THEME 02 / 06

仕事内容は?

T.M.さん

例えば、お客様からFA機器の制御に使われているPLCが古くなってきたので更新したいというご要望が、営業を通じてあるとします。そうすると私たち技術部で、機器の選定を行って、どういう工事が必要か、どんな工事業者にお願いするかを調査します。こういう場合は、工事図などの資料も作りますし、設置工事の時には、現場監督の役目も担います。

※PLC:主に製造業の装置などの制御に使われるコントローラ。

Y.R.さん

通常の業務は、T君が言ったとおりです。ただ、お客様のご要望が技術的に高度な場合は、当社の技術営業が会社の窓口を担当することになります。そして、製品の調達だけではなくて、例えば制御盤自体の設計から携わることもあります。私がこれから力を入れたいと思っているのは、FA全体を動かすシステムを構築する時のプログラミングです。こういったITの領域も取り込むことで、会社としての提案の幅を広げていきたいと思っています。

S.K.さん

技術職としてのキャリアが浅い若い時は、T君が話したような施工管理の仕事が多いですが、だんだん経験を重ねると、Y君が言っているようにソフト設計に携わる機会が増えてきます。技術部全体という視点でお話しすると、お客様のご要望に寄り添って、制御装置のソフトの部分から、最終的に設置する工事の部分までトータルに対応するのが当社の仕事のやり方。そこで生まれる様々なお客様とのやりとりが、私はとても好きですね。

THEME03 & 04

THEME 03 / 06

独立系商社ならではの 強みは?

T.M.さん

独立系商社の魅力は、メーカーに依存しないところだと思っています。例えば、災害などが起きた際、メーカーの工場が被災すると製品が作れなくなり、手に入りにくくなることがあります。当社はたくさんの仕入先メーカーの中から製品を組み合わせたり、自社に物流センターもありますので、そこから供給できることもあります。お客様の幅広いニーズにお応えできるのは、強みですね。

Y.R.さん

技術者として、お客様のご要望に対して、メーカーにとらわれることなく、ベストと思えるアイデアを自由に提案できるというのは、やりがいがありますね。だからこそ当社からの提案は、お客様のご要望以上のものになり、競合になっても採用していただくことが多いんだと思います。
ただ、そういう時に重要なのはコミュニケーション力で、お客様が本当に望んでいるもの、または半歩でも1歩でも進化しているものを提案できるかは、どれだけ深く聞き出すことができるかにかかっています。そこが、魅力ですね。

S.K.さん

技術部が担当する案件は、ご要望があった製品を調達したり、システムを提案するだけではありません。そこに当社ならではの、お客様に感動していただける付加価値を加えることが大事。そういう意味では、技術部は常に会社として評価を受ける最前線に立っていると言えます。だから、仕事は大変ですが、会社を引っ張っているという気概も感じています。いい提案ができた時に、お客様から「Sさんに担当してもらって、よかった。ありがとう」と言っていただくと、頑張ってきた甲斐があったと、大きな達成感を感じますね。

T.M.さん

私も入社以来、技術者として色々なことを経験させてもらえて、それが一つずつ自分の財産になっていくのを感謝しています。自分が携わったシステムをお客様に納入して、想定通りに動いた時には、「ああ、よかった」と思います。

S.K.さん

若手からすると、達成感というよりは、安心感の方が大きいかもね(笑)

T.M.さん

そうなんです。まさに安心感です。

THEME04 / 06

どんな時に 共創していると 感じますか?

S.K.さん

私は入社以来、様々な仕事を経験させてもらい、中堅と言えるポジションになったと思います。現在は、社内の営業なり技術営業から来た案件の内容によっては、自分のところで一旦預からせてもらい、お客様に直接ヒアリングする機会を作ってもらうんです。直接聞いた方がご要望を深く知れますし、場合によってはお客様との会話から課題解決の糸口が見つかることもあります。もちろん、専門知識に詳しい先輩にヒントをもらったり、工事業者の方に相談してアイデアが膨らむこともあります。そうやって社内外の方とコミュニケーションをとることによって化学変化が起こって、最初に考えていた方向からは予想もしていなかった解決策が生まれるんです。そこが、この仕事の面白いところで、「共創」と言えるのかなと思いますね。

Y.R.さん

Sさんを中心とした、新しい仕事の流れができつつありますよね。

S.K.さん

そう。技術部を軸にした、新しい「共創」ができればいいなと思っているからね。そういう新しい仕事の流れを、自分が中心になってやりたいと思っているから。

Y.R.さん

サンセイテクノスの仕事の仕方自体が「共創」なのかなと思います。私たちは1つの案件に対して、会社全体でお応えできるように努力します。お客様は、漠然としたイメージを持って課題を投げかけられることが多いんです。私たちは、専門家としてそれを現実的な解決策につなげていくというか‥。だから、お客様や営業担当と話しながら、みんなで創っていく感覚が強くて、それが「共創」と言えるかなと思います。

T.M.さん

逆に言うと、「共創」がなければ、サンセイテクノスの仕事は成立しないのかもしれないですね。その時に大切なのは、自分が伝えたいことをわかりやすく、しっかり伝えること。お客様や営業担当の言っていることを深く汲み取ろうとすること。やはり、コミュニケーション能力が大切なんだと思います。 

THEME05 & 06

THEME 05 / 06

これからの ビジョンは?

S.K.さん

今、当社はFA機器の専門商社として、これまで以上に産業用ロボットに力を入れていこうとしています。今のFAはPLCによる制御が中心なんですが、これからはロボットが主流になって、省人化やコスト削減を推進すると言われています。
私は現在、大手仕入れメーカーが進めているプロジェクトに参加して色々な知識を吸収しながら、社内における産業用ロボット分野のキーマンになれるように自分でも勉強しているところです。間違いなく当社の新しい武器になると思うので、その中で私から新しい風を吹かせたいと思っています。

Y.R.さん

FAの分野では、今後いっそうデジタル技術を活用したシステム化が進んでくると思います。パソコンでFAの稼働状況をデータ管理することで、現状を正確に把握して、今後の改善に活かすようになります。当社としても、これに対応してプログラミングをはじめとしたIT領域に力を入れて、ハードだけではなくソフトを含めたFAシステム全体を提案するという部分をより強化したいと考えています。私としては、このIT領域で社内のリーダーシップを取れるようになって、お客様により満足いただける提案をしたいですね。

T.M.さん

社歴の浅い私としては、例えばPLCを触ることもそうですし、関わる全ての案件で何か新しいことに挑戦しているというのが実感です。その中で、今回産業用ロボットのプロジェクトにも、参加させてくださいと手を挙げました。そういう何かチャレンジングな機会があった時に、率先して手を挙げるようにして、どんどん自分のできることを増やして、スキルアップしたいと思っています。

THEME 06 / 06

どんな人に、 入社して ほしいですか?

S.K.さん

色々な現場に行くことになるので、どんな人とも気持ちよく対話ができる人は、我々の力になってくれるんじゃないかと思います。それから、当社の案件で技術部が関わる場合、リーダーシップを取ることが多くなるので、「自分が率先して」という責任感を持てる方がいいですね。

Y.R.さん

そうですね。やはりコミュニケーション力は大切と思います。それから、私たちの扱っている技術って、日々進化していくので、新しい技術に興味を持って自分から進んで学べる人、そんな好奇心に溢れている人がいいですね。

S.K.さん

でも、Y君も、入社当初は決してコミュニケーションが得意なタイプじゃなかった気が‥(笑)

Y.R.さん

そうでしたね(笑)いわゆる大人しい、真面目な理系そのものみたいな‥。

S.K.さん

それが、数年経つと、別人みたいになってた‥(笑)

Y.R.さん

それは、2つ理由があって。一つにはサンセイテクノスの社風がフランクで話しやすい雰囲気だからっていうことと、あとは仕事を通じて実績を上げていくうちに自信がついてきた、っていうのがあるかもしれませんね。

T.M.さん

私も、コミュニケーション能力っていう面では、まだまだ未熟ですが、お二人のお話を聞いていると、なんか励まされるというか‥。人と接することが嫌いじゃなくて、前向きな気持ちがあれば、入社後に何とかなるような気がします。なので、学生の皆さんも当社に興味を持ったら、安心して、好奇心とチャレンジ精神を持って飛び込んできてください。

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