当社の理念
信用の蓄積によって
満足を超えた感動を
私たちは創業以来、メーカーとお客様の中間に位置する商社という業種において、社会に対してどんな貢献ができるかを追求し続けてきました。その中で、「信用の蓄積」を大切にすることを掲げ、独立系商社として多様なメーカーの製品を取り扱い、その中から顧客の方々にふさわしい提案を続けてきました。
この方針は、2005年に発表した「顧客感動」へと収斂し、現在に至るまで当社の大切な企業理念として継承されています。ここで言う顧客とはカスタマーではなく、ステークホルダーを指しています。つまり当社は関連する様々な方によって企業として存続できており、その方たちに対する感謝の気持ちを込めて、「満足」を超えた「感動」に値するソリューションを提供するべきであると考えているのです。

当社の独自性
規模ではなく
質にこだわる
当社は1946年に大阪市で創業。1986年に技術部を設立し、2009年に大阪府堺市に、2020年に愛知県小牧市に物流センターを開設。独立系商社として付加価値の高い提案を行い、また納期の短縮化を実現してきました。今後もこの強みを活かし、規模ではなくソリューションの質にこだわることで信用を高め、さらにその質を向上させていくという好循環を生み出し、業界において今以上のポジションを築き上げていきたいと考えています。そしてそのために、現在の強みを時代の流れに合わせてアップデートし、さらに継続して磨いていく努力を続けていきます。


FA業界の課題
様々なリスクが拡大する中で
安定供給を目指す
現在のモノ作りの現場を見ると、サプライチェーンが高度に発達したため、何らかの不備や不都合があって部材の供給が滞った場合、市場に製品が枯渇するリスクは逆に高まっています。また、混迷を極める国際情勢、気候変動による災害リスク、新型病原菌によるパンデミックなど、現代特有のリスクは増加の一途を辿っていると言えます。
我々はそのような環境の中、前述したような独立系商社としての強みを最大限に活かしながら、安定供給や環境配慮製品の提案などを通じ、製造業における労働環境の改善、人手不足対策などに貢献してまいります。

未来へ向けて
人手不足がより深刻な
状況になった時に
未来のFA業界はどうなっていくのでしょうか。少子高齢化が叫ばれて久しくなりますが、人手不足がより深刻になった時に製品を作り続け、企業が存続するためには、我々の取扱っているFA機器を中心とした製品は不可欠であり、その重要性はますます高まるものと考えます。
人口減少に伴う経済規模の縮小が起こる場合、供給と同時に需要も減りますが、供給の減少の方が大きければ経済に与えるダメージは非常に大きいものになります。そこを支えるのがFAです。当社は高齢化が進む工場の現場や、過疎化が進むロケーションにおいて企業存続に寄与し、経済の発展に貢献したいと考えています。

人とテクノロジーの
幸福な関係を求めて
また、CO2をはじめとする温室効果ガス排出の可視化や、サプライチェーン全体を通じた削減に対する要望に対しても、FA製品のご提供やライン構築など様々な観点でソリューションを提供し、「顧客感動」の理念で向き合っていきます。
昨今、AIをはじめとしたテクノロジーの発展に対して、人間の仕事が奪われるのではないかと危惧する声があります。確かに、テクノロジーは人間の暮らしを豊かにするツールとして欠かせませんが、私たちの生きる世界はあくまで人間が中心です。私たちはFA機器を扱う商社だからこそ、このことを理念の核心に据えながら、人間とテクノロジーが、よりよい関係で共存する幸福な未来社会のために貢献していきたいと考えております。これが、私たちの考える独立系商社としての、未来に対する答えです。
Profile
代表者プロフィール
代表取締役社長
浦野 俊明
1979年生まれ。2002年 早稲田大学法学部卒、当社入社。2016年、36歳で代表取締役社長に就任。
現職に就任後、5拠点(播磨・阪神・小牧・大和・茨木)新設、大規模物流センター複線化(南大阪+中部)、4本部体制によるガバナンス強化等により、着実に事業規模を拡大。
また事業戦略本部長として、提案力強化による「顧客感動」の具現化や、社員の人間力の向上など、幸福な未来社会の実現に向けた施策の陣頭指揮を執っている。
代表取締役副社長
浦野 英和
1982年生まれ。2005年 同志社大学経済学部卒、当社入社。2016年、33歳で代表取締役副社長に就任。
現職に就任後は営業・仕入の両本部を管掌。仕入本部長として販売戦略、購買・在庫・物流を包括したロジスティクス戦略を推進し、短納期かつ安定供給という当社の強みを実現している。