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当社の紹介記事

※役職等は掲載当時のものです。

自然総研会報誌トイロビジネス 2015年7月号 (vol.169) TOYRO企業探訪 No.144として、当社紹介記事が掲載されました。

「関西の製造業を支えるFA機器商社」

株式会社サンセイテクノス

記事はこちらからご覧いただけます。

(本記事は、TOYRO BUSINESS 2015年7月号に掲載されたものです。(C)TOYRO BUSINESS 2015)

i Magazine 2012年11月号 先進ユーザ事例に当社BCP対策の要である「サーバー二重化」が掲載されました。

「東日本大震災後にBCPを再考 バックアップ機の導入で基幹業務を継続する」

株式会社サンセイテクノス

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(本記事は、i Magazine 2012年11月号に掲載されたものです。(C)i Magazine 2012)

日立産機システムニュース ヴォルテージ21 Vol.50 VoltAge 21 TOPICSページに当社社長のインタビュー記事が掲載されました。

「ファームづくりを通じた社員教育でモノづくりの意識を高める」

株式会社サンセイテクノス

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月刊ピーシーウェッブジン 2009年1月号 Partner Tourページに当社社長のインタビュー記事が掲載されました。

「FAの専門商社としてモノ創りの大切さと喜びを伝える」

株式会社サンセイテクノス

「最先端電子機器も農産物もモノを創るという基本は同じですが、自然を相手にする苦労と収穫の喜びは農業ならではのもの。この喜びを若い世代にもぜひ味わって欲しい」 —FA機器の専門商社として成長を続けるサンセイテクノスは、新設する南大阪物流センターの隣接地に農場を開墾するなど、独自のポリシーによる企業展開が特徴です。浦野英幸社長に企業ポリシ−をお聞きしました。

「お客様の購買代理店として」

— 御社ビジネスについてお聞かせ下さい。

浦野氏(以下敬称略))■FAというジャンルの中で、本当にお客様に役立つものを提供していくことが弊社のビジネスです。メーカーは将来の市場環境を見据えながら最新技術を駆使して商品を生産しており、そこには大変な苦労があります。しかしその苦労も、商品がお客様の要望にマッチしてこそ報われます。そこで、お客様にとっての最適とは何かを的確に判断して、これに見合った商品を提供する。これが私達の役割です。

— 売上についてはどのようにお考えですか。

浦野■売上はもちろん重要で、一定金額を売り上げないことには メーカーも相手にしてくれません。しかし売上を伸ばしたいのは弊社やメーカーの都合であり、ユーザーにとっては必要な商品や情報を入手することが目的です。そこで弊社の将来を考えた場合、売る側の都合ではなく買う側の都合を重視した 戦略で進むことを決定しました。これが25年前のことです。顧客重視は決してキレイ事ではなく、弊社の生き残りを賭けた唯一最大の戦略として 現在に続いています。

— さまざまなメーカーの代理店でもあるわけですが。

浦野■弊社はメーカ−から見れば自社の商品を販売する 代理店ということになりますが、ユーザーから見れば弊社は購買の代理店で なければならないと思っています。メーカーが売って欲しい商品をお客様に届けるのではなく、お客様に本当に必要な商品を判断して使っていただく。これを地道に実践することでユーザーからの信頼が徐々に高まります。そしてユーザーからの信頼が高まるにつれて、メーカーの信頼も高まるようになりました。

— さまざまなユーザー企業それぞれに満足を与えるのは大変だと思いますが。

浦野■確かに顧客満足は口で言うほど簡単ではありません。弊社にしても、お客様から信頼の言葉をいただくケースが増えたとはいえ、すべてのお客様に御満足いただいている等と考えているわけではありません。いくら努力しても成果が出ないこともありますし、意志の疎通が十分でないことだってある。しかし大切なことは、常にまずお客様の立場に立って発想するということで、この発想があるか否かでビジネスに大きな違いが生じます。顧客重視とは極めて単純に見えて、その奥は深いのです。だから社内に徹底するには時間がかかります。しかしいったん浸透すると容易に崩れることはありません。これが弊社の強みです。

「お客様と社員が財産」

— テリトリーは関西ですね。

浦野氏(以下敬称略))■今後もしばらく関西圏重視で進む予定です。テリトリーを全国に広げれば売り上げは伸びますが、お客様とのつながりは薄くなります。お客様企業は横のつながりが強いので、最近は関西圏以外のお客様をご紹介いただくケースも増えています。しかし現在の弊社規模でお客様重視の鉄則を貫くには、今のところ地域限定が必要です。今後ビジネスが規模的にも一定のレベルに達した時点で、次なるステップに進むことを考えています。

— 顧客企業からの信頼が御社の財産ですね。

浦野■お客様と弊社の社員が、かけがえのない財産です。私が一人でどうがんばってみたところで、社員の力がなければ弊社の今はありません。厳しいビジネス環境の中、社員が残ってくれたからこそ、ここまでやってこれたというのが実感です。

— 社員の流動が激しい企業も多いですが。

浦野■ビジネスに言葉を借りた打算だけだと人は残らないように思います。小さな企業が社員を定着させるのは容易ではありません。私は社員と一緒にこれからどのような人生を歩もうとしているのかを共に考え、私なりの考え方を訴えてきました。社会に役立つことが私達の人生の大きな目的であり、次なる世代をより豊かにすべく私達は働いています。弊社で働くことに自分の人生を重ね合わせることができた人が社員となり、弊社を支えています。社員のベクトルが一致していることが弊社の特徴で、これはファーム作業においても如実に表れています。土日を利用した社員の自由意思による参加ですが、多くの社員が積極的に農作業を楽しんでいますよ。

— 自社ファーム(農場)の目的を。

浦野■モノ作りの大切さを身をもって知る。食糧を自給することの大切さを知る。身体を使った共同作業の中から本当のコミュニケーションを知る。この3つがファームの大きな目的です。さらにもう一つ、最近のエコロジーブームに象徴されるように、エコロジーといいながら結局はビジネス優先で、地球環境に本当の関心などない企業が多い中、本当のエコロジーとは何かを社員に自覚してもらいたいという思いがあります。

— モノ作りの大切さについて。

浦野■農業と工業では大きな違いがあると思われていますが、ことモノ創りという面から見ると同じです。作物を育てるには、まず土壌作りから始めなければなりません。土壌を完成した後に種を播くのですが、種を播いてからが一苦労です。成長に必要な追肥や除草その他さまざまな作業を タイミングを見計らって施すことが必要で、このタイミングはその年の自然条件によって微妙に変化します。作物にかける手間は、IC製造におけるクリーンルームに神経を使うのと良く似ています。つまり手抜きをすると必ず結果に反映するということで、モノ作りの本質を社員が身をもって体験することができます。自分達が額に汗して作った作物を収穫する喜びはひとしおです。出来上がったものを利用するだけではこの本質は永遠に見えてこないのです。

物流センター

物流センター

物流センターに隣接した第一ファーム

物流センターに隣接した第一ファーム

「ビジネスから手形をなくす」

— 今後の目標をお聞かせ下さい。

浦野氏(以下敬称略))■日本のビジネスから手形をなくすことが大きな目標です。周知のように手形とは支払いを先に伸ばすための証券であり、その間の倒産などを想定するとリスクが大き過ぎるのが難点です。国の経済が急成長を遂げている時代はそれなりの役割もあったのですが、経済が低迷する時代にはリスク以外の何者でもありません。ところが現在もなお手形が大手を振って横行している現状を見ると、とても健全なビジネス環境ではありません。価格と回収は一対の経済活動ですので、現金で払うから価格を値引いて欲しいという交渉は成り立つが、価格を下げて支払いは手形というのでは、まともなビジネスとは言えません。グローバル化が叫ばれる一方で手形が横行しているのは大きな矛盾です。

— 手形をなくすことは可能でしょうか。

浦野■可能か否かを議論するのではなく、ビジネスの健全な成長を阻害する手形をなくしていこうという意欲が大切なのです。自社の利益だけを考えるなら入金は現金で支払いは手形でということになりますが、弱者にリスクを押しつけるようなビジネスは日本経済の成長を阻害します。企業にとって信用が大事であるなら、まず手形を廃止することです。不足資金は金融機関が支える形が健全であると考えます。小さな抵抗かも知れませんが、弊社はこれに取り組んできた結果、今では入金の75%が現金、支払いはすべて現金です。もちろん、手形を廃止するにはさまざまな工夫と努力が必要です。しかしこれを実現する意味はとても大きいのです。今をときめくIT関連企業など、事業内容が悪化するといとも簡単に手形の期日を引き伸ばしたりしているのを見ると、時代に逆行している感があります。手形の廃止は、今後の日本経済を考える上で避けて通れない大きなテーマだと考えています。

— 本日はどうもありがとうございました。

オートメレビュー 2009年1月7日号 当社の人間教育とファーム開墾についての記事が掲載されました。

人間教育の大切さを掲げるサンセイテクノス

サンセイテクノスのファームで収穫始まる

「ものづくりの大切さを知って欲しい」|人間教育の大切さを掲げる サンセイテクノスが、南大阪物流センターの隣接地に作り上げているファームには、土日、多くの社員が農作業にいそしんでおり賑わいを見せている。昨秋にはサツマイモが大量に収穫されたが、農作業に携わった社員の間には「ものを作り上げる喜び」が実感となって現れており、大きな心の収穫となっている。

食糧自給の大事さを実感ものづくりの大切さも体験

このファームは大阪府の南部、堺市美原区平尾の同社南大阪物流センター兼南大阪支店の隣接地に建設されている。同物流センターの周囲は、ファームのほか、テニスコート、クラブハウス、ゴルフの打ち放し練習場、さらに広大な池や四阿(あずまや)も佇んでおり、しばし憩いの場となっている。テニスコートなどは、同社社員のほか、得意先やメーカーの社員も利用しており好評を得ている。ファームは、同社社員が中心となって土日に農作業が行われている。農作業は強制ではなく、あくまでも社員の自主参加だ。また、時折仕込先関係者や、ユーザー、さらに近所の住人も農作業の手伝いに参加するなどし、コミュニケーションの輪が広がっている。

現在、ファームは第1、第2とあり、第1ファームは約3000平方メートル、 第2ファームは約1000平方メートルの規模を擁している。
第1ファームには、みかん、ナツメ、ヤマモモ、柿、イチジク、ポンカン、 レモン、栗、びわなど15種類の果実苗のほか、姫桜や椿、どんぐり、クヌギなど、 自生を含め様々な木々が植えられている。

また、第1ファームの畑には昨年春にサツマイモが植えられ、秋には2トン車一杯になるほど、大量に収穫できた。 収穫時は社員の家族や近所の人も参加し盛大に芋掘りが行われ歓喜の輪ができた。収穫された芋は味も品質も良く、現場で焼き芋にしたり、各自家に持ち帰って、ふかしたり、味噌汁の具にしたりと、話題にも事欠かず収穫の喜びの輪も広がっている。

南大阪物流センター全体見取図

南大阪物流センター全体見取図

サツマイモの後は玉ねぎが植えられており、間もなく収穫を迎える。さらに第2ファームの畑には大根が植えられており、これも暫くすると収穫期を迎える。

同社の浦野英幸社長は、独自の経営ポリシーを実践しており、当初十数人だった会社を、現在の関西を代表する大手制御機器商社に育て上げたことで知られる。

堂々、浦野社長は「最近の若い人は、ものを作る喜びや難しさ、厳しさを知らない人が多い。これは今の若い人がそういう状況に 接したことがないから当然なのかもしれない」と指摘する。

さらに「私は農作物を作ることも、電気機器を製造することも同じことだと思っている。作物(製品)を創り出すためには土壌(開発体制)が必要であり、育てている間(製造ライン)に、追肥や除草などの世話を怠れば作物(製品)は育たなくなる。

農作物にかける手間は、ちょうどクリーンルーム電気部品の製造に神経を使うことと同じだろう。手抜きをすると必ず結果に反映する。農作物を通じて、ものづくりの本質を社員が身を持って体験することができたら非常にあり難いことだ。

このファームづくりの構想は、私がずっと以前から温めていたものだ。今、ようやくプランに取り掛かることができ、万感の思いがある」とファーム創設のいきさつを語る。

実際、このように作物が収穫できるファームを作り上げるまで、開墾から数えると約2年ほどかかっている。最初、この土地は竹藪が生い茂るなど荒れ放題で、地形も小さな山あり谷ありであった。

農作業を通じてコミュニケーション広がる

この荒地を、浦野社長を中心に矢木郁雄営業副本部長、島原光紀施設管理課長らが中心となり、開墾に取り掛かった。

開墾当初は、竹藪の整地など非常に困難を極めたが、社員が自主的に参加するようになると、人海戦術で開墾作業がスムーズに進むようになった。また、人員を要するブロック運びなどは、社員のリレーによる効率的な作業が行われ、見る見るうちに土地が整備されていった。

現在では、ブロックリレーが行われたところは、滝が流れ落ちるなど、落ち着いた雰囲気の池となり、四阿や鯉が泳ぐ小さな池がある景色は、小粋な日本庭園を思わせる風情となっている。また、四阿を中心にバーベキューパーティなども行われているという。

一方、伐採した木材はただ単に廃棄するのではなく、傾斜地に設置する階段の材料として再利用したり、釜にくべる薪にするなど、廃材を有効利用している。

こうした一連のファーム開墾作業、そして農作物収穫作業などを通じて、浦野社長が提唱していた「ものづくりの大切さ」を実感することはもちろんのこと、身体を使った共同作業の中からコミュニケーションの輪が生まれるなど、様々な相乗効果が現れている。

浦野社長は「一連のファーム作業を通じて、私の訴えたいことが徐々に社員にも伝わってきたことが何よりの成果だ。ものづくりの重要性以外にも、食糧自給の大事さ、そして共同作業の中から、本当の意味でコミュニケーションの重要性も分かってもらえたと思う。

また、最近はエコロジーが話題となっているが、自然に接し、農作物を作り、廃材を有効利用する中で、各社員が本当の意味でのエコロジーとは何かを自覚してくれるだろう。それと、農作業をするということは結構体力を使う。丸一日作業していると、本当にクタクタになるが、慣れてくると後に残るような疲れではなくなり、非常に心地よい疲れとなる。今、問題のメタボリック症候群を解消する意味でも農作業は身体に良い」と表情を和ませる。

四阿(あずまや)からファームを望む

四阿(あずまや)からファームを望む

さらに、浦野社長は第一次産業の大切さをこう訴える。「日本は食糧自給率が40%と非常に低い。もしも海外からの食糧輸入がストップしたら、日本はたちまちパニックに陥るだろう。今のうちに農業や漁業、林業の大切さを若い人に知って欲しい。そういう意味でも食糧自給の大事さを分かって欲しい」と力説する。

今後に向けては「当社は現在、10年にわたる長期テーマ『顧客感動』を掲げているが、同時に良き企業人・人づくりのための人間教育にも力を入れている。ファームでのこうした農作業で得たことが、実際のビジネスの場にも反映できればと願っている」と抱負を語る。